Happy ever after

Wedding day - 21 August, at St. Andrew's Church in Oxford

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イギリスに住むようになって、友人の結婚式には何度も招待され出席しているけれど、数を重ねるたびに、どんどんステキな結婚式にであっているような気がする。
きっと、これは 年をとってきて 熟年になって 人生経験が長くなり(ほっ、これで落ち着いた)、色んな人を見てきて、神父さんのお話も良く分かるようになってきたからかな。



アンドリューとフィオナの結婚式は、とてもプレーンで飾り気のないナチュラルなものでした。
ドレスもレースひらひらなんてものじゃなくて、真っ白な何もデコレーションのないサテンシルク。ティアラもベールもベーシックで、お化粧も彼女の普段と何も変わらない。。。
「アンドリューは、ステキな人とやっと出会えたな。」 - 私が最初に思った事。

教会のセレモニー(サービスとも言います)子供もわんさかいて、みんな神父さんのお話、言葉に大笑いする場面もたくさん。
写真を撮りたいために端に座っていた私の横では、子供が5人くらい聖歌に合わせて踊っていました。「娘もこれくらいの時あったなあ~」なんて思いながら見ていた私は、運悪く 子供たちと目が合ってしまった。。

「今日はね、マミーがこのドレスがいいっていうから これを着たんだけど、本当はピンクが好き。(白のビーズが一杯)」
「あっ、そうなの。でもとてもプリティで、すっごくよく似合っているわよ。」
「ねえ、名前なんていうの? あなたもこの後お食事に来る?ダンスタイムがあるんだって。(イギリスの結婚式は、生バンドとともにダンスタイムがお決まり。)」

本当はもっと相手にしてあげたかったんだけど、なんたってサービスの途中で、これ以上のおしゃべりは失礼になります。
「後でね。」と言ったら、なんとその子供達、私の横に座ってご両親の所に帰らない。。え、なぜ?
仕方ないから サービスの間も、彼女達の面倒を見てたんだけど、子供がこんなにいたら本当に楽しいだろうなあ。(大変なのも倍だけど) 

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とても印象に残ったのは、アンドリューのご両親のお友達のお話。

ご主人も奥さんも、お互いにプロフェッショナルな仕事を持ちすれ違いの日々。
奥さんは、ご主人に新しい仕事が任され (発展途上国での人権保護に関する仕事)自分の仕事のストレスと寂しさは口に出さず、相手を思いやる言葉だけをかけていました。
彼女も同じ機関で働いていて、リトアニアでチーフとしてプロジェクトを任されることになり、きっと自分の中のモヤモヤが新赴任地で、新出発をする事によって解決されるに違いない、と信じそのポジションを受ける事にしました。
その後、内政も落ち着いてきたリトアニアには、そんなに人材が必要なくなり、一人、また一人と同僚達がイギリスに帰っていきます。でもチーフである彼女にはまだ4ヶ月の任期が残っていました。

一人でいる事に耐えられなくなってしまった彼女は、リトアニアのアパートに帰ると毎日泣いて夜を孤独に迎えたそうです。それでも彼女がずっと決めていた事は「主人には泣き言は話さない」。

そんな時に、またご主人にモンゴルでのプロジェクトの話があがり、ご主人は、奥さんに「どう思うか?」と意見を聞いてきたそう。
リトアニアのアパートは回線が悪く、彼女になかなかつながらず44回目の電話で初めて奥さんにこのニュースを伝えたご主人はとても慌てていたそうです。それでも、彼女の立場を尊重し、ムリじいをしなかったご主人。
奥さんは、「任期を終えたら合流する」と約束し、半年後 その約束が果たされました。

ところが実際にやっと一緒に暮らしてみても、スポーツマンのご主人は、週末は出っ放し。これでは、何も意味がない、と考えた奥さんは、自分の中で決めていた「泣き言は。。」を捨ててご主人に「もっと話がしたい」と訴えたそうです。

分かっていながらも「何も言われた事がないから」と自分のペースを崩す事のなかったご主人。「自分が一歩下がれば夫婦関係が壊れる事がない」と自分を内に入れていた奥さん。
行き詰った時も「話し合うことで、お互いが一歩進める。分かっているつもりでも そのままでは誰もわからない」 - こんなメッセージを感じたお話でした。

夜のパーティは、夜中まで踊る歌うの毎度おなじみ。
新郎・新婦も結婚式のドレスのままで子供やお客さんと踊ります。
ここでいつも羨ましいな、と思うのは私達のおばあちゃんくらいの年齢の方って、社交ダンスをちゃんと踊れる事。ルンバ、チャチャチャなんてノリがいいのが出てきてもステップが崩れない。。。
「戦時中は、こんな事しかする事がなかったからね~」
なんて笑っていらっしゃるけれど、古きよき時代のイングランドを見てるみたい。

日本のように友人の余興がないのが、ちょっと物足りないきがするけれど(フィオナのお友達で、日本で仕事をしているイギリス人のアロック。彼は、結婚式で友人と演奏する余興が大好きで、イギリスでも取り入れればいいのに」なんて言っていました。)、歩き回って色んな人とお話ができるこちらのパーティもいいよな、と思います。

アフリカで、孤児、貧困の子供たちの面倒を見ているフィオナ。イギリスでのバックグラウンドは看護婦。チャリティで、子供たちのスポンサーを探しながら、彼らの将来のために現地で病院実習をトレーニングしています。
とても飾らなくて素朴で、それでいてしっかりしていて、いつも自分が何をしたいのか、きちんと分かる人。そんな彼女だからこそ、お化粧なんてする必要もなくてもキラキラ輝いていました。

9月のリハーサルからアンドリューが私たちの後ろにいないって、ウソみたいで変な気持ち。でも私たちが信じて疑わないのは、彼はとても幸せだということ。
話し合い - ケニアの遠い土地で、二人で協力しあって、時にはぶつかりながらも、自分達らしい幸せを一つずつ築いていってね。

実は、まだもう一つ書き留めておきたいステキなことがあるのですが、洗濯が終わっていない。。
先に洗濯機まわしてきます。(汗)

「ベール下 いつもと変わらぬ 薄化粧 そんな君に 僕は恋した」
by thallo | 2010-08-23 23:51 | Culture


ファインダー越しの素敵なイギリスをお届けします♪


by おごしゅ

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